職場の上司への引き出物って何を選んだら良いのでしょうか?
なんとなく同僚や友達とはちょっと差をつけた方が良い感じがしますよね。
ここではそんな上司への引き出物に関するマナーをまとめました。ゲストに応じて贈り分けたい人はとても参考になるはずです。
上司への引き出物は他のゲストと差をつけるべき?
引き出物は、上司、親族、友達などによって贈り分ける場合が多いです。
一般的に結婚式のご祝儀は、歳を重ねるにつれて高くなる傾向にあるんですが、それに合わせて引き出物の内容も分けるといったイメージ。
だいたい職場の同僚や友達は、20,000円〜30,000円くらいのご祝儀を包んでくれます。それに対して上司は30,000円〜50,000円というのが相場。
要するに倍くらいの差があるわけです。
さらにいうと、職場の上司ですから、友達や親族ともまた違って、マナーには最大限の注意を払っておきたいところですしね。
こうした理由から、上司への引き出物にはワンランク上の引き出物を選ぶことが多いんです。
上司への引き出物の金額相場は5,000円〜10,000円
上司への引き出物の金額相場は5,000円〜10,000円です。
引き出物の相場は、頂いたご祝儀の1〜2割が目安。式場での食事代などを含めて半返しとなると、だいたい1〜2割が引き出物に当てられる金額となります。
ですから、式や披露宴をしない場合は、もう少し高価な引き出物を選ぶ必要があるので注意してください。
職場の同僚と上司とでは、3,000円〜5,000円くらいの差をつけるようにイメージしておくと上手くいくでしょう。
役職に応じて贈り分けることも
ちなみに、職場での役職に応じて、さらに細かく引き出物を贈り分ける人もいます。
社長、部長、課長など…。5,000円~10,000円の間で差をつけるというのもありです。
さらに、参列していただいた上司のなかでも、特別にスピーチなどをお願いしている場合は、20,000円くらいの引き出物を準備しておくと良いでしょう。
贈り分けの参考にしてみてください。
ゲストに応じて引き出物を贈り分けるために
また、ゲストに応じて引き出物を分けるのは大変だという場合は、カタログギフトを選ぶのがおすすめ。
最近はカタログのジャンルも幅広くなっていて、これなら金額に応じた贈り分けも容易です。
- グルメ系カタログ
- ブランドカタログ
- ブライダル向け総合カタログ
- 体験系カタログ etc
また、贈り分けがしやすいように「引き出物宅配便」といったサービスもあります。
式場ではなく直接ゲストの自宅に郵送する仕組みで、ゲストに応じて引き出物を贈り分けたい時には便利なサービスです。
持ち込み料もかからず、引き出物の費用を抑えることができるので参考にしてみてください。
上司への引き出物に選んではいけないもの
カタログギフトなら、上司に対して失礼な引き出物になることはないと思いますが、念のためにNGな品物も紹介しておきます。
- 履物(靴、靴下)
- 時計
- カバン
- ビジネス用品 etc
履物やビジネス用品は基本的にNG。
引き出物に限らず、上司へのギフトを選ぶ際は、これらのアイテムが入らないように注意しましょう。
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ビジネスシーンでのギフトは、数あるギフトシーンの中で最も注意が必要です。
金額とNGな品物に注意して引き出物を選ぶようにしましょう。