初節句祝いへのお返しは何をすれば良いの?

初節句祝いへの「お返し(内祝い)」は何をすれば良いのでしょうか?

初節句祝いは雛人形や五月人形などの高価なお祝いをいただくことも多く、そのお返しとしてふさわしいものとなるといろいろと疑問が浮かびます。

ここではそんな初節句祝いへのお返しマナーをまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

初節句の祝い膳に招待するのが一番のお返し

お食い初め

初節句には、家族そろって「祝い膳」を食べる風習があります。

毎年の節句の中でも初節句は特別で、近しい親戚を招き盛大にお祝いすることも珍しくはありません。

実はこの際に初節句祝いをいただいた方を招くのが一番のお返しとなるんです。

もちろんお祝いを頂いたか頂いていないかにかかわらず身内は招待するものなんですが、そこに招待するだけでお返しになるので安心してください。

帰りのお土産が準備できればさらにgoodです。

 

お返しのマナー的には、祝い膳に招待するのが一番の最適解ということを覚えておきましょう。

ただしこれはお相手の都合が合えばの話。無理に誘うのはNGですし。その際は他のお返しを考える必要がありますね。

初節句祝いのお返しマナー

ここからは祝い膳でのお返しが出来なかった時のお返しマナーをまとめます。

初節句祝いのお返しも、他のお祝い返しと基本的には変わりません。

お返しのタイミングは?

ひとまず、お祝いをいただいた場、または電話にてお礼を伝えましょう。お礼状だとよりかしこまった感じになりますね。

そして、正式なお祝い返しは初節句の後。一ヶ月以内を目安にしましょう。

お祝いをもらってすぐにお返しをしようと焦る必要はありません。

お返しの金額は?

初節句のお返しを現金で済ませることは少ないかもしれませんが、その際は他のお祝い同様に「半返し」が一般的な目安とされています。3分の1でも良いですね。

ただ、雛人形や五月人形など、お祝いがあまりにも高価な場合は半返しにこだわる必要はないので安心してください。

 

ちなみに、孫の初節句ということで、祖父母からお祝いをもらうことも多いと思います。

この場合は形のあるお返しにこだわらず、感謝の気持ちを言葉で伝えるのがベストでしょう。

お返しの表書きは?

初節句お返しの表書きは「初節句内祝い」や「内祝い」として、子供の氏名を書き入れます。あくまでお子様へのお祝いに対するお返しですからね。

紅白蝶結びの熨斗袋を準備しましょう。

初節句祝いの表書き
  • 水引・・・紅白の蝶結び
  • 表書き・・・初節句内祝い、内祝い

初節句祝いのお返し定番の品物

初節句祝いのお返し定番の品物は、これといって特にありません。

身内からのお祝いが多いので、正直そこまでこだわる必要はないと思います。そもそも子供へのお祝いにはお返しは必要ないという考え方もあるくらいですしね。

品物を贈るとしたら、「日持ちする食べ物」くらいがちょうど良いかもしれません。