楽天さんから通販でも人気のサツマイモ、紅はるかを頂きましたので、ご紹介します。
ギフトと言えば、何だか格式ばったものをイメージしがちですが、自分用にはもちろん、身近な人や仕送りなどにもピッタリですよ。
紅はるかとは
通称「密いも」と呼ばれる、甘~いサツマイモ。
種子島産の安納芋でちょっとしたブームになりましたよね。
以前も安納芋のブリュレなど、おすすめな手土産としてもご紹介しました。
今回ご紹介するのは、最高に甘い密芋として、安納芋と共に人気を2分する紅はるかです。
糖度は何と50度という甘さですので、そこらへんのお芋とは、食べた瞬間に違いが分かります。
それでは早速、実食レビューです。
サツマイモ5キロってどのくらい?
「紅はるか5キロってどれくらい?」って都会っ子もいると思います。
サイズにもよりますが、大体12~18本程度です。
エッ、こんなに、食べられない・・・と思うかも知れませんが、ご安心を。サツマイモは半年くらい保存できますし、後で触れますが寝かせておいた方が美味しくなるんです。
だから、あえて土付きのまま出荷されます。農家さんでは常識ですがこの方が長期保存に適しているんですよ。
心配しなくても美味しいんで、直ぐに無くなっちゃいますよ~
ねっとり甘~い、紅はるかの焼き芋。安納芋との違いは?
先ずは、サツマイモの定番、焼き芋を作ってみましょう。
商品に「本格焼き芋の作り方レシピ」が入っていますので、その通りに試してみます。
どうやら美味しく料理するコツは電子レンジで素早く加熱するよりも、オーブンでじっくりと焼く方が良いそうです。
子供の頃、濡れた新聞紙に包んで、落ち葉の中で燃やしたのが懐かしいです。
何か他ごとをしていて、思い出したころに食べられるのがまたいいんですよね~
待つ事数時間。どうですかこれ。
もう、口に入れた瞬間、ナニコレと思う味。めっちゃくちゃ、甘いです。
ちなみに160℃で80分とレシピにはありましたが、お芋が大きかったためか1時間近くプラスして焼き上げました。
安納芋を食べたことがある方は感じるかもしれませんが、安納芋って「ザ・ミツイモ」って感じで、見るからに黄色いんですよね。
それに比べると、紅はるかは白っぽくて見た目は、普通の焼き芋とそんなに違いはありません。
でも心配ご無用。食べればその甘さに驚くことでしょう。
今回は普通のアルミホイルを使用しましたが、最近は100均などでも焼き芋用の黒いアルミホイルを見かけます。
色々食べ比べてみても面白いかも・・
紅はるかの低温調理
続きまして、今回絶対試したかった調理のひとつ、「低温調理」です。
低温調理器って知らない方も多いと思います。
以前、結婚祝いに喜ばれる調理器具としてもご紹介したのですが、筆者的には絶対揃えておくべき調理器具だと断言します!
あのグランメゾン東京の商品開発シーンにも出ていたくらい・・と言えば、料理通でなくても欲しくなりますよね…
調理と言っても、サツマイモを真空パックし、一定温度のお湯に浸すだけです。
忙しい時に手抜きできるのもこの調理器具のメリットなんですよ。
今回は95℃で2時間待ちました。
そして出来上がったのがこちら。
包丁ではなく、手で割っただけでこの見事な断面です。
画像では違いが分かりにくいかも知れませんが、オーブンの焼き芋に比べ、更にしっとり感が増しています。
こちらはスプーンでほじって食べます。すごくしっとりしていてそれでいて濃厚な甘さ。
ただの芋なのにスイーツを食している感覚です。
この低温調理器、代表料理はローストビーフに使うんですけど、サツマイモも驚きの食感に変貌させます。
スイートポテト
ついでにこのままスイートポテトにしてみましょう。
混ぜるのはバターと卵黄のみ。もちろん砂糖は使いません。
オーブントースターで12分程度加熱します。
表面に焦げ目がつき始めた頃が食べごろです。ものすごく良い香りが立ち込めてきます。
適当に詰めただけなので、見栄えは今一つですが、味は最高です。
素朴な味わいの中にも紅はるかの味が際立ち、柔らかいくちどけの上品な甘さを楽しめますよ。
干し芋
更に低温調理した紅はるかをそのまま使用して、干し芋にしてみました。
今回は簡易的な手法で試してみます。
110℃のオーブンで片面1時間、裏返して更に30分焼き上げます。
う~ん、なんじゃこらーって程、最高です!!!
星3つの出来映え。
粘りがあって、いつまでも口の中で噛みしめていたい味・・・
至極の食べ物が出来上がりました。
我が家の紅はるかの最高の食べ方は、満場一致で干し芋に決定しました。
今度は、時間をかけて干して見たいと思います。
紅はるかの芋けんぴ
続きましては、こちらもサツマイモの定番料理「芋けんぴ」です。
ベストワンを決定した後で紹介するのも何なんですが、こんな感じです。
もちろん美味しく出来上がったのですが、
砂糖を入れた時点で、普通のサツマイモとの違いがあまり感じられなくなりました。
やっぱり、紅はるかはそのままの味を楽しむのが良い気がしますね。
紅はるかが甘くない時は?
サツマイモは土から彫り上げてから、でんぷんが糖化してどんどん甘くなっていきます。
甘みが少ないと感じた時は、一か月程度保存して待ちましょう。水分が抜け、糖分が凝縮され甘みが増しますよ。
ちなみに産地によっても特徴があるそうですので、好みで選ぶと良いでしょう。
- 茨城県産紅はるか(水分量多め):しっとり滑らか食感
- 愛媛県産紅はるか(水分量少な目):ほくほく食感