日本のビジネスシーンにおけるお祝い事には、「胡蝶蘭」を贈る慣習が根強く定着しています。
各方面の取引先から沢山の祝い花が贈られてきた経験がないでしょうか?これでは正直ありきたりで、もらった後の水やりも大変…。
そんな悩みを解決する”変わり種の贈答品”として登場したのが「祝い竹炭」です。
単にお祝いの気持ちを伝えるだけでなく、他社とは違った個性的で印象に残るお祝いになると思いますよ。
そもそも「竹炭」とは?
竹炭はその名の通り”竹を炭化させたもの”です。
一般的には、「部屋の消臭」であったり「ご飯を炊く際に入れると美味しくなる」ことで知られていますね。
ちょっと調べてみると他にも色々な話が出てきます。
- 消臭効果(部屋、トイレ、冷蔵庫に)
- 調湿効果
- 防虫効果
- 殺菌効果
- 美容効果
- マイナスイオン効果
- 電磁波の防止(電子機器の近くに)
- ご飯が美味しく炊ける
- お風呂に入れると湯冷めしにくくなる
- 飲料水に入れるとミネラルウォーターに(ミネラルが豊富に含まれてます)
- 歯磨き粉や食品にはいっていることも
ここで詳しい解説はしませんが、随分と色々な場面で竹炭の効果が期待されているみたいです。
興味のある方は一度調べてみると面白いかもしれません。
胡蝶蘭に代わるビジネスシーンのお祝い「祝い竹炭」
「開店祝い」「就任祝い」「引っ越し祝い」など、ビジネスシーンのお祝いに贈る定番といえば「胡蝶蘭の祝い花」。
お祝い用の胡蝶蘭をネットで探そうとすると、法人向けのサイトばかり出てくるほどに定番。
確かに「幸福が飛んでくる」という縁起の良い花言葉を持つ胡蝶蘭は、お祝いの場面には持って来いなのです。
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ただ、良くも悪くも多くの会社に「お祝いには胡蝶蘭」という意識が根強いため、どうしても”ありきたりなお祝い”という印象が強くなってきました。
ギフトのマナーには則っているものの、最近では”簡単に済ませた感”が否めません…。
そこで、胡蝶蘭の代替お祝い品として現れたのが「祝い竹炭」です。
まだ広く知られているものではないので、他とは一味も二味も違った変わり種のお祝いとなるでしょう。
- 開店祝い
- 移転祝い
- 就任祝い
- 引っ越し祝い
- 上場祝い
- 結婚祝い
- 退職祝い etc
水やり不要!祝い竹炭の特徴
- 水やりは不要
- 消臭・調湿・電磁波の防止で、室内環境を整える
- 森林保護に貢献
胡蝶蘭と比較して大きく異なるのが「水やり不要」なところでしょう。
多くの取引先からお祝いをいただくと、その分社内に胡蝶蘭が溢れかえります。当然捨てるわけにはいかないので、一般的には水やりをしながら社内に飾ることになるのですが…。
もらった後に相手に負担をかけてしまう品は、ギフトのマナー的にはあまり良くありません。
その点で祝い竹炭は、相手への気配りを考えた贈り物といえるでしょう。
デザイン性の高いインテリア
さらに特徴的なのがこのデザイン性の高さです。
竹炭インテリアブランド「TAKESUMI」によって作られた祝い竹炭には、日本らしい和のテイストが盛り込まれています。
もらったあと長く楽しめるようにと、インテリア向けにデザインされているのがポイント。
アーティストさんによるデザインなだけありどれも美しい…。なによりも、他と被りようのないオリジナリティが見いだせます。
それぞれサイズが違うので、お祝い場面に応じて選びましょう。(季節によって花が変わる場合があります)
祝い竹炭から知る「竹害」の問題
祝い竹炭が誕生した背景には、「竹害」と呼ばれる日本独特の問題があります。
- ぐんぐんと伸びる竹が他の植物を浸食し、木が育たなくなる
- 竹林の地盤は緩みやすく、がけ崩れ等の自然災害を引き起こす
これは、かつてタケノコを採取するために栽培された竹林が、そのまま放置されているのが原因です。
祝い竹炭には、竹害の問題を知ってもらおうとする背景があります。森林保護を目的としたプロジェクトでもあるのです。
”社会問題を解決する贈答品”としても、今後注目を集めることになるかもしれません。