皆さん、お中元やお歳暮で食品を探すとしたら何を選ぶでしょうか?
定番の「ハムの詰め合わせ」や「ちょっと贅沢なお肉」、それとも「新鮮な魚介類」や「おしゃれなスイーツ)など・・・
食品だけでも無数に探すことが出来ますが、「豆腐」がギフトの候補に挙がる人は極めてまれではないでしょうか?
そう、この湯豆腐に出会うまでは・・
うれしの温泉湯豆腐って何?
きっかけは、たまたま目に留まったひとつのレビューでした。
父への誕生日プレゼントで購入しました。今まで大好きなお酒やくだもの色々送りましたが、今まででいちばん美味しかったものだそうです。
そう、この湯豆腐って最初から贈り物を想定していて、レビューの数も異常に多いんですよ。
その中のひとつがこの上記のレビュー
「今までの中で一番・・・」って、言っちゃなんですが、たかがお豆腐ですよ!?
でも筆者の年齢も50を超えましたので、そんな気持ちも分かるような気がしたわけです。
たとえばブランド牛のA5ランクなど、たまに頂くこともあるんですが、一切れ食べればもう十分なんですよね。
健康に気を遣うのももちろんですが、それ以前に身体がヘルシーな食材を好むようになってきています。
湯豆腐や冷ややっこなど、普段もよく食べていますが、そんな中でおすすめできる最高のお豆腐ってすごく興味が湧きます。
この温泉湯豆腐、佐賀県の嬉野(うれしの)温泉を訪れた方ならば、誰でも知っている名物だそうです。
筆者は知りませんでしたが、すこしググって見れば、「うれしの温泉湯どうふ」は名産として直ぐに探すことができます。
またテレビをはじめとするメディアでも取り上げられており、それも影響してこのレビューの多さなのですね。楽天の豆腐ランキングで一位のみならず、ギフトとしても人気です。
特徴としては、ただでさえ柔らかいお豆腐が更にとろっとろになるんですが、どうやらこの秘密は嬉野産大豆【フクユタカ 】と温泉水との融合にあるらしいです。
その為ギフトではお豆腐に加え、専用の調理用水もセットで届きます。
和多屋別荘の温泉湯豆腐を食べてみた感想
それでは、早速食してみましょう。
最初に結論を言いますが、ものすごく濃厚でクリーミーな味わい。年配の方へのギフトにはアリですよ!
冷蔵便で届きます
こちらは、お豆腐2丁入り(2~3人前)のセットです。
発泡スチロールに入って冷蔵便で届きますが、希望の熨斗も付けられるようになっています。
消費期限は、到着した日も入れて4日後まででした。
土鍋や鉄鍋で煮る。
温泉水1リットルとお豆腐を入れます。1リットルって少ないように思えましたが、作ってみれば十分な量でした。
お豆腐は一丁を4等分にして入れました。
表面が滑らかになれば食べごろ
中火で煮ていると直ぐに水が白く濁ってきます。
そしてお豆腐の角が少しずつ溶けはじめます。煮立ったら弱火にして表面が滑らかになった頃が食べごろだそうです。
闇鍋じゃないけど、真っ白なスープ(豆乳)の中から形を崩さずお豆腐を探すのは難しい。
好みのたれで食べる
付属の「特選ごま醤油」を付けて食べます。まったり絡んでいい感じです。
木綿豆腐の湯豆腐って柔らかさの中にも少し弾力が残る食感ですが、こちらはクリーミーで美味しいですね。
口どけは滑らかであって、豆腐らしい濃厚な味を楽しめます。
おろししょうが、わけぎ、鰹節も同梱されています。
普通のお醤油やポン酢でも美味しいです。
豆乳鍋を楽しむ
溶けたお豆腐、あとは崩れてしまった豆腐で結構濃い目の豆乳鍋が楽しめます。
最初にお野菜と豆腐を一緒に入れても良いのかも知れませんが、今回は分けてみました。
スーパーの豆乳鍋の素とは、深みも異なります。
付属のごま醤油の他にお醤油、ポン酢などいろいろ味変できます。
雑炊を楽しむ
お野菜も食べきったら、締めの雑炊もいただきます。
こうなると湯豆腐と言うよりは、完全に鍋パーティの延長ですね。
お雑煮を楽しむ
豆乳スープが余ったので、翌朝お餅を入れてお雑煮風にして食べました。
家族3人で、しっかりスープまで完食です。
うーん、湯豆腐だけでこんなに家族が盛り上がれるとは。
以前、旅館の朝食で湯葉を作ったことがあるのですが、その楽しさを思い出しましたね。
九州は何度か訪れましたが、まだ嬉野温泉は立ち寄ったことが無いです。
今回ご紹介した湯豆腐はこちらの老舗旅館で食べられます。
伊万里や有田などの焼き物や、有明海など自然豊かな景観が楽しめるところが近郊にはたくさんありますので、いつか訪ねてみたいものです。