子供がお世話になった担任の先生に何かお礼がしたい。
でも個人的に贈り物をして良いものか…。どんなものを贈ったら喜ばれるのか…。
子供が卒業する時や特別お世話になった時は、その感謝の気持ちを込めて精一杯の贈り物がしたいですよね。
ここでは学校の先生に対する贈り物のマナーをまとめます。プレゼント選びの参考にしてみてください。
学校の先生にお礼の贈り物はNG?

学校の先生は基本的に贈り物を受け取らないと思います。
公立学校の先生(公務員)は利害関係のある特定の人からものを受け取ることが出来ないんです。
ちなみに、私立校でも受け取らない規則がある学校の方が多いようです。学校の先生は仕事で子供に教えているので、それに対してお礼は受け取れないというのが一般的な見方。
ですから、どうしても先生にお礼の贈り物をしたいときは、最低限のマナーを知っておく必要があります。お世話になった先生に迷惑はかけたくありませんからね。
贈る時期には要注意
先生に対する贈り物は基本的にNGですが、例外もあります。例えば「卒業式」。
生徒と保護者からの最後のお礼を断る先生はまずいません。
しかし、わけあってそれ以外の時期に”個人的なお礼”がしたい場合は、タイミングに気を付ける必要があります。
少なくとも、学内の試験(テスト)や受験直前の贈り物は控えるのがマナー。変な誤解を生んでしまいますからね。
万が一、他の保護者さんに話が伝わっても厄介。先生に迷惑をかけてしまいます。
先生に個人的なお礼がしたいときは特に注意しましょう。もちろん無理に渡すのもNGですよ。
先生へのお礼はクラス単位で
担任の先生へのお礼はクラス単位で行うのがベスト。これなら変な誤解を生むこともありません。
保護者同士で相談して金額、品を選びましょう。
先生側からしても、個人的な贈り物より、クラス全員からの贈り物の方が受け取りやすいものです。
担任の先生に喜ばれる品を選ぶ

それでは次に、先生への贈り物のおすすめな選び方と注意点を紹介。
生徒が先生に贈る定番の品といったら「花束」が思い浮かびます。
生徒1人1人が感謝の言葉とともに花を1本ずつ手渡しする…。メッセージを書き記した「色紙」も定番ですね。
生徒からのプライスレスな感謝の気持ちは一番うれしい贈り物でしょう。
しかし、保護者から担任の先生への贈り物って何を選んだら良いか分かりづらいんですよね。
定番の品といってもあまり思い浮かびません。
生徒づてに先生の好みをリサーチ
お菓子の詰め合わせではちょっと物足りない気がする…。そんな時は先生の趣味に合わせた贈り物を選びましょう。
生徒に頼んで、普段の会話から気づかれないように先生の趣味をこっそりリサーチ。先生の驚く顔が見られるはずです。
保護者から先生へのお礼は高すぎないものを選ぶ
先生へのお礼の品は高すぎないものを選ぶのもポイントです。あまりにも高価な品ではさすがに気が引けてしまいます。
卒業式に限っては少し高いものでも良いかもしれませんが、先生に気を遣わせないような配慮はしておきたいですね。