プレゼントの定番でありながらも、”衛生面”や”相手に負担をかけてしまう”という点から敬遠されることも多い花ギフト…。
そんな悩みを全て解決してくれた花が「プリザーブドフラワー」です。
”贈り物にぴったりな枯れない花”ということで今注目を集めています。
「プリザーブドフラワー」とは?
プリザーブド(preserved)は「保存」という意味を持ちます。
その名の通り、プリザーブドフラワーは「長期間にわたって綺麗な状態を保つことのできる花」です。プレゼント用の花として注目されています。
どうやって作られてるの?
プリザーブドフラワーは、「脱色→染色→乾燥」の手順で作られています。
脱水効果のある脱色液に生花を漬け、さらにそれを特殊な染料に漬け込み染色。これを乾燥させることでプリザーブドフラワーが完成します。
途中で、”長期にわたって保存出来る特殊な保存加工”を施すことで、生花の質感を長期間維持出来るようになっています。
製法が似ているのでドライフラワーの一種とされることもありますが、当然ながら通常のドライフラワーとは一味違います。
その特徴をこれから見ていきましょう。
プリザーブドフラワーの特徴
プリザーブドフラワーの保存期間
保存環境で大きく変わってくるんですが、プリザーブドフラワーは2~10年もつと言われています。(永遠に枯れないわけではないんです)
これは早くて2年くらいで劣化が始まるということ。
一般的なドライフラワーは、2~3ヶ月で劣化が始まるので、それと比べてもかなり期間楽しめることが分かると思います。
プリザーブドフラワーの天敵は「温度」「湿気」「直射日光」。
5年以上楽しみたいなら、
- 高温多湿の環境に置かないこと
- 直射日光を避けること
この2点に気を付ける必要があります。
また、花がケース(透明のドームなど)で覆われているものと、まったく覆われていないものでも差が出てきます。
当然ケースに入っている花の方が長持ちします。ほこりも被りませんし、花びらを傷つける心配もありません。
水やりは不要
プリザーブドフラワーは、ドライフラワー同様乾燥させた花ですから水やりの必要はありません。
この手間のかからなさが、ギフトに選ばれる人気の理由の1つ。
贈った相手に負担をかけない気遣いの現れる贈り物です。
染色による本物以上の鮮やかな色合い
色は、もともとの生花のものではなく、脱色後に染色した際の色が入ります。
つまり、本来はなら存在しない色の花を作ることが出来るわけです。それでいて質感はリアルな生花そのもの…。
カラーバリエーションが豊富なので、必ず気にいる色が見つかると思いますよ。
リアルでありながら、本物にはない鮮やかな色合いを楽しめるのがプリザーブドフラワーの面白さです。
ギフトにおすすめ!おしゃれなプリザーブドフラワー
プリザーブドフラワーといっても、色々な種類・形があります。
「ガラスの靴」「ガラスのドーム」「バスケット」「小さいボックス」など様々なアレンジメントで、おしゃれな置物としてデザインされています。
せっかくの長期にわたって飾れる贈り物です。置物としてのデザイン性にもこだわると、より喜ばれるギフトになるんじゃないでしょうか?
プリザーブドフラワーを取り扱っているネットショップをいくつか挙げておきます。