「ご祝儀を予想よりも多くいただいて、用意した引き出物じゃ物足りない気がする…」
なんてことがたまにあります。
ここではそんなときの対処法をいくつか紹介したいと思います。早めの対応を心がけましょう。
ご祝儀が予想より多かった。引き出物は追加すべき?
基本的に引き出物は、想定されるご祝儀より多めに見積もるもの。ですからこういったケースは少ないです。
しかし、ご祝儀を贈る側が相場を知らないと、お金を多く包みすぎて引き出物とつり合いが取れなくなることがあるんですよね…。
引き出物を追加しなければいけないマナーはない
といっても大前提として、予想よりご祝儀を多く頂いても、後で引き出物を追加して贈らなければいけないというマナーはありません。
ご祝儀のお返しは「引き出物+披露宴での食事」。それ以外のお返しは不要というのが一般的な考えとされているからです。
ですから、ちょっと高いくらいなら、無理に追加の贈り物を考える必要はありません。
それを踏まえたうえで、あまりにも高額のご祝儀を頂いてしまったときは、下記の対処法を参考にしてみてください。
予想以上のご祝儀を頂いてしまったときの3つの対処法
予想以上のご祝儀を頂いてしまったときの対処法は3つあります。
- 引き出物とは別に結婚内祝いを贈る
- 新婚旅行のお土産を贈る
- 別のギフトシーンで贈り物をする
1、引き出物とは別に結婚内祝いを贈る
1つ目は、引き出物とは別に結婚内祝いを贈る方法。
通常結婚内祝いは、ご祝儀とは別の形で祝ってもらった人へのお返しというニュアンスです。
しかし頂いたご祝儀に対し、引き出物がよっぽど物足りなかった場合は、内祝いとして追加の贈り物をするのも良いでしょう。
ただし相手に気を遣わせない配慮もお忘れなく。
2、新婚旅行のお土産を贈る
新婚旅行のお土産を贈るのも良い方法です。
お土産となると形式ばった感じがしないので、受け取り手にとっても非常に楽。
引き出物がものたりなくなってしまった場合は、ここでうまく調整しましょう。
3、別のギフトシーンで贈り物をする
新婚旅行のお土産が無理であれば、別のギフトシーンで奮発するのもありです。
相手の結婚祝いのご祝儀で同額を包むというのも良いですし、お中元やお歳暮など全く別のギフトシーンで調整しましょう。
相手に気を遣わせないという点では、2や3のような相手に悟らせない贈り方がおすすめです。
形式にこだわる必要はないので、別の形で贈ることを考えましょう。
相手が目上の人の場合は注意が必要
最後に1つ注意ポイントなんですが、目上のゲストから高額のご祝儀を頂いた場合は、追加の贈り物をしないようにしましょう。
気を遣っているつもりかもしれませんが、これは逆に失礼に当たる行為となります。
基本的に目上の方への贈り物は、少なくするのがマナーということも覚えておくと良いですよ。