無事就職を迎えたみなさんおめでとうございます!晴れて社会人の仲間入りってところですね。
ところでみなさん、身内や近しい知人から沢山の「就職祝い」をいただきましたよね。その際、社会人としての対応ちゃんと出来ましたか?
ここでは就職祝いに対する「お返し」のマナーをまとめます。
スマートなお返しで、歳だけでなく内面的にも成長した姿を見せてあげてください。
就職祝いのお返しはどうするの?
就職祝いは、基本的にお返し不要の贈り物とされています。電話や手紙などでお礼を伝えることが出来ればマナー的には問題ないでしょう。
就職祝は近しい身内からもらうことがほとんどですし、おそらく相手は自分より年上(目上の方)でしょうから、張り切ってお返しを贈ることで逆に相手のメンツを潰すような形にもなりかねません。
日本には、「貰ったまま返さないのは御法度」という風習が根強くありますが、なんでもかんでもお返ししておけば良いってわけではありませんよね。相手との関係性を考え、上手く対応していくことが大切です。
贈り物をしないにしても、最低限の挨拶くらいは礼儀としてやっておきましょうね。
社会人生活の報告を兼ねてお返しを贈ろう
お返し不要とはいうものの、就職を機に晴れて社会人の仲間入りをしたわけですし、何か大人らしいアクションを取りたいと思っている人も多いんじゃないでしょうか。
理想のお返しパターンは「社会人生活の報告を兼ねてプレゼントを贈る」方法。
あなたが立派に社会人の仲間入りをしたことへのお祝いの気持ちと同じくらい、「元気にやってくれるか心配…」という不安な思いもあるのです。新生活の報告は何よりのお返しとなるでしょう。
出来れば直接顔を出して良い報告をしたいですね。その際の「手土産」としてちょっとしたプレゼントが贈れるとかっこいいです。
お返しは「初給料」か「ボーナス」で贈る
就職祝いのお返しは、「初任給」や「ボーナス」でプレゼントするのがベスト。簡単なお礼の挨拶は即座にするのが鉄則ですが、プレゼントを考えているならせっかくですからお給料で準備するのが良いでしょう。
仕事が始まる数ヵ月前に就職祝いをもらうことが多いと思いますが、お返しは焦らず生活が落ち着いた頃に行えばOKです。その方が沢山話もできますしね。
就職祝いお返しの表書き
近しい間柄ならここまで形式にとらわれる必要はありませんが、念のため就職祝いお返しの「のし紙」の表書きも紹介しておきます。
- 水引・・・蝶結び
- 表書き・・・御礼、御挨拶
おすすめの就職祝いお返し
就職祝のお返しを現金で済ませるのはあまりよろしくありません。目上の人は現金を受け取りづらいですからね。
だいたい「1/3~半分」がお返しの目安とされているんですが、この金額相当の贈り物をプレゼントするイメージで選んでみてください。ちょっとした一例を紹介しておきます。
- お菓子の詰め合わせ
- スイーツ
- お酒
- カタログギフト
- 旅行券 etc