地震、洪水、家事、台風…。災害はいつ起こるか分かりません。
もし知り合いが大きな災害にあった時は、できる限りの支援や励ましを贈りましょう。災害時には周りの冷静な対処が重要ですからね。
災害時は何が起こるか分かりませんから、状況に応じ取るべき対応も様々。
ここでは災害見舞いの基本的なマナーと注意点を紹介します。
もしもの時の参考に覚えておきましょう。
被災地に駆けつける時の注意点
例えば、被災地の近くに住んでいて駆けつけられる状況にいたとしましょう。
そんな時は、すぐに駆けつけたい気持ちも分かりますが、2次災害の危険性もあるので、完全に安全であることが確認できるまで待機するのが第一です。
安全が確認でき次第すぐに駆けつけましょう。現場でしか出来ないサポートがありますし、被災地はどれだけでも動ける人材が欲しいはずです。
- 被災者の家の片づけ
- 高齢者・子供の世話
被災地が遠い場合は、電話や現地の役所・警察で知人の安否を確認できます。
災害見舞いの品を贈る準備をしておきましょう。
被災地に行くときは服装に注意
被災地に出向く際には服装にも注意。とにかく動きやすい服装で行きましょう。
オシャレをしても仕方ないですし、災害に合った人のことを考えて気を遣いたいですね。
立ち入ったことを聞くのはマナー違反
大変ナーバスになっている状況なので、立ち入った話をするのはマナー違反。励ましの言葉も大切ですが、空気を読んで自分に出来るサポートに徹することも時には重要となるでしょう。
災害見舞いは生活に必要な「日用品」を贈る
ここからが本題の「災害見舞い」となります。
被災地で最も必要とされるのが日用品。とにかく”今使えるもの”が欲しい状況です。
お見舞金を贈るのは、被災地が落ち着いた後にしましょう。
- けがの治療用品(救急箱、ウェットティッシュなど)
- 食品(缶詰、インスタント食品、お米など)
- 衣類(下着、靴下、防寒服、タオルなど)
被災地への贈り物は、けがを治療するための救急箱、簡単に調理できる食品、寒さをしのげる毛布などの防寒具が喜ばれます。
緊急時なので、衣類等は新品にこだわる必要はありません。できるだけ早く贈り届けるようにしましょう。
しかし、いろんな方面から物資が届きすぎるのもかえって迷惑になってしまうので、あらかじめ連絡をして現場の状況を把握して準備をしましょう。
何が足りていないかもここで聞いておきたいです。
大きな災害には長期的な支援を
大きな災害時は復興にも時間がかかるので、1度に限らず長期的な支援が出来ると良いですね。
例えば、家財道具を失ってしまうほどの大きな災害があった場合。衣類や日用雑貨を贈ってもらえるとうれしいはずです。
災害見舞いに対するお礼は不要
ちなみに、逆に災害見舞いをいただいた場合は基本的にお礼・お返しの必要はありません。とにかく少しでも早く立ち直る事を考えることが大事。
生活が落ち着いてきた頃に、手紙・電話・メール等でお礼の言葉とともに近況報告をすればOKです。