最近は贈り物を直接手渡しするのではなく、「宅配便」を利用して贈るケースが増えてきました。特にお中元やお歳暮ですね。
実際、遠くてなかなか出向くことが出来ない場面は多いと思います。そんなときこそ宅配便を使いましょう。
「直接じゃないのはマナー的にどうなの?」なんて心配は全く必要ありません。むしろ、相手に気を遣わせない手段として注目されているくらいなんです。
贈り物を宅配するときのマナーと注意点をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
贈り物を宅配する2つの手段
贈り物を発送するには2つの手段があります。
- 商品を購入したお店から直接配送してもらう
- 自分で配達の準備をして配送してもらう
直接出向かないのは一見ダメな感じがしますが、相手の時間を拘束しないという観点から見てもおすすめです。自分に合う配送方法を選んで贈ってみましょう。
1、お店から直接配送してもらう
お店から直接配送してもらうのは、自分で準備することが無いので楽です。「相手の住所」「氏名」「電話番号」などの情報さえあれば、お店が発送の手配をしてくれます。
あとは贈る名目に合わせた「かけ紙」や「表書き」等を指定するだけ。どこまで細かく指定できるかはお店によるので、一応自分で最低限の確認だけはしておきましょう。
インターネットで贈り物を探す
最近のネットショップでは、直接プレゼントする相手に届けることを想定して、ギフトラッピングなどのオプションを備えていることが多いです。お中元・お歳暮向けの商品を販売しているお店はちゃんと「のし紙」の準備がしてあります。
家に居ながら商品の選択、発送まで出来るのはとても便利です。
また、ネットの人気商品のランキングや、過去に購入した人のレビューはとても参考になります。調べればいろんな情報が出てくるのがインターネットの良いところですよね。
喜ばれる商品をインターネットで選んでいる時間も結構楽しかったりします。
産地直送が出来る
直接配送する利点の一つがこの「産地直送」。
普段なかなか訪れることのできない北海道などの新鮮な食材も、直接配送ならではの鮮度で贈り届けることができます。
ネットショップも同じことですが、お中元・お歳暮の時期になると、スーパーや百貨店にも売り場が設けられるようになりますよね。パンフレットを見ながら選ぶのが良いと思います。
2、自分で準備して宅配便を利用
続いて、自分で発送の準備をして宅配便にお願いするパターン。お店から直接配送するのではなく、一回自分の手元で商品を確認し梱包してから宅配便にお願いする方法です。
お店に頼らず自分でやる代わりに包み方は思いのまま。大事な贈り物ですから、自分で梱包すると安心感がありますよね。
お店の梱包サービスが不十分な時はこの方法を選択しましょう。
宅配サービスについて
ついでに宅配便で贈り物を届けるときに知っておきたい、「宅配サービス」をまとめておきます。
自分で発送準備をするなら確認しておきましょう。
日時指定
贈り物のお届け日時を指定できます。割と細かい設定が出来るので、相手に合わせた時間を指定しておくと受け取りもスムーズにいきます。
クール便
生ものを贈る場合はクール便を指定しましょう。送料は若干高くなります。
荷物保険
配達中に贈り物が破損した場合の保険もかけることができます。かなりの高額な品でも数十円で保険がかけられるので、ものによっては保険をかけておくことも視野に入れておきましょう。
荷物問い合わせ
荷物がちゃんと届いたか、また今どこにあるのかを追跡する機能です。荷物に割り振られる”問い合わせ番号”を使い、贈り物がちゃんと届いたか、今どこにあるかを追跡できます。
宅配便で贈り物を届ける時の注意点
宅配便は便利ですが、お中元やお歳暮はただの贈り物ではないので細心の注意を払いましょう。
配達日時を相手に連絡しておく
あらかじめ配達時間を調べて相手に連絡しておきましょう。受け取りをスムーズに行うためにも、あらかじめ贈ることを伝えておくことが大切です。
不在の場合は”不在票”が届くので後日受け取りも可能ですが、生ものを贈る時は注意したいですね。
目的に合わせた梱包を
お店から直接配送をするときは要注意。のし紙のかけ方などを間違えずに指定しておきましょう。
お店によって梱包の仕方は様々なので、あらかじめ説明されているページ等で確認しておくと良いですね。