出産の内祝いを贈ろう。ベストな時期とマナーは?

出産 内祝い

赤ちゃんの誕生を祝ってくれた人へのお礼「出産内祝い」。

自分の幸せを心から祝ってくれる人だからこそ、少しでも喜んでもらえるギフトをお返ししたいものです。内祝いでがっかりされたくはありませんよね。

そうならないためにも、出産内祝いを贈る時のマナーを勉強しておきましょう。

出産の内祝いを決める際の参考にしてみてください。

出産の報告と内祝い。ベストなタイミングは?

赤ちゃんが生まれたらすぐにでも連絡したくなりますが、早期の報告は身内と親しい友人に留めておきましょう

お祝いする側からすると、出産直後というのはなかなか訪れにくいものです。対応に気を遣わせてしまいます。

出産の報告はお七夜が過ぎて1段落ついた頃がちょうど良いタイミングです。

出産内祝いを贈る時期

出産の内祝いを贈る時期は「出産1か月前後のお宮参り」が目安。

昔は出産を報告した全ての人に内祝いを贈っていたんですが、今は出産祝いをいただいた人へのお返しとして贈るのが一般的ですね。

出産祝いをいただくのが、多くの場合出産後の1カ月以内となっているので、そこを目安にしてみてください。

出産内祝いのマナー

出産の内祝いを選ぶ際は、この3つを心がけましょう。最低限押さえておきたい内祝いのマナーです。

出産内祝いを選ぶポイント
  1. 相手に気を遣わせないもの
  2. のし紙で包装、挨拶状を添える
  3. 頂いた出産祝いの半額返し

1、相手に気を遣わせない品を選ぶ

これはすべての贈り物に言えることですが、もらっても使い道に困るような品は当然NGですよね。

どれだけあっても困らない品がベスト。「石鹸」「タオル」「缶詰」のような日用品が無難でしょう。

また、出産の内祝いには縁起物の祝儀用品も定番です。例えば「紅白まんじゅう」「紅白砂糖」「紅白ワイン」「赤飯」「鰹節」などがあります。

食品を選ぶ際は相手の好みに合うかどうかもリサーチしておくと良いでしょう。

2、のし紙で包装、挨拶状も添える

贈り物は「のし紙」を使って包みます。

出産内祝いの”のし紙”
  • 水引・・・蝶結び
  • 表書き・・・内祝い、出産内祝

水引の下に書く名前は「赤ちゃんの名前」です。

出産内祝いは赤ちゃんからの”ありがとう”を贈るものでもあります。読みが難しい場合はふりがなを付けると親切ですよ。

あとは「挨拶状を添えておくと、より丁寧な内祝いになりますね。お祝いに対する感謝と簡単な挨拶を綴っておきましょう。

3、いただいた出産祝いの半額返し

金額は「頂いた出産祝いの半額」を目安としましょう。

一律に同じ品を贈るのも構いませんが、お祝いより高価な贈り物はマナー的にはNGです。お祝いより高価なお返しは、相手を申し訳ない気持ちにさせてしまいます。

逆に値段が安すぎて不快に思う人も多いですね。

実際には1/3の金額で内祝いを選ぶ人も多いですが、これらを考えると半額が一番良いラインではないでしょうか。

病院への”お礼の贈り物”は禁止?

出産に伴いお世話になった病院へのお礼を考えている人も多いかもしれません。

しかし病院によっては、お礼の受け取りを禁止しているところがあります。お礼の品を受け取ることで、規則により処分を受けることもあるそうです。

個人病院では受け取ってもらえるところもありますが、公立の病院は受け取ってもらえないことが多いそうです。そのあたりは、同じ病院の先輩ママさんに話を聞いて把握しておきましょう。

断らなければいけない看護師さんも辛いんです。無理強いは禁物ですよ。

感謝の気持ちを言葉で伝えるのが何よりも大切です。