主産祝いのお返しを準備したい。
ここではそんな「出産内祝い」のマナーをまとめました。
のしの付け方や、表書きのルールを中心に紹介していきます。
出産祝いのお返しを贈る
出産祝いをいただいたら、基本的にその全員に内祝いを贈ることを想定する必要があります。
およそ数週間以内でお祝いも落ち着いてきますから、内祝いを贈るのは出産後1カ月を目安にしておきましょう。
ちなみに一番楽な準備方法は、ギフト専門のネットショップを利用することです。
基本のし等は無料でサービスしてくれますし、何よりお祝いのプロがサポートしてくれるわけですからマナー的な失敗もありません。
沢山の方から出産祝いをいただいている場合は、ミスを防ぐためにもネットショップで一括準備してしまうことをおすすめします。
出産内祝いの「のし」の付け方
ここからは、出産内祝いの「のし」に関するマナーをまとめていきたいと思います。
出産内祝いの水引は「蝶結び」
出産内祝いの水引は「蝶結び」を選びましょう。
別名「花結び」とも呼ばれますが、おめでたいことがあったときのお祝いは蝶結びを選べば間違いありません。(ちなみに結婚祝いは例外)
お店で一緒に手配してもらえる場合は大丈夫ですが、自分で包むときは参考にしてみてください。
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「外のし」と「内のし」
「外のし」か「内のし」という言葉を聞いたことある人もいるかもしれません。
- 外のし・・・品物の包装紙の上からのしをかける
- 内のし・・・品物に直接のしをかける(包装紙の中)
特に決まったマナーはありませんが、商品を手渡しするときは外のし、配送するときは内のしといった使い分けがされます。
出産内祝いに限った決まりはないのでこだわる必要はないでしょう。
もし興味があればこちらで詳しく解説してあるので合わせてご覧ください。
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出産内祝いの表書きは?
続いて出産内祝いの「表書き」です。
- 表書き・・・内祝い、出産内祝い
- 名前・・・赤ちゃんの名前(苗字は不要)
表書きは「内祝い」または「出産内祝い」としておきましょう。
間違えやすいのが名前の記述マナーです。
表書きの下には赤ちゃんの名前を記入します。親の名前ではありません。
さらに注意したいのが、名前のみという点と、ふりがなをふるという点の2つ。
絶対に間違えたくない出産内祝いのマナーはこんなところでしょう。
挨拶上も添えておけば完璧
最後に「挨拶状」も添えられれば完璧です。
のしの付け方と表書きが正しければ恥をかくことはありませんが、挨拶状まで気を配ることができたらワンランク上の内祝いになります。
長々と書く必要はありませんが、感謝の気持ちと、今後もよろしくお願いしますという気持ちを綴りましょう。
少し短いと感じたら商品の説明なんかを入れてもOK。
そしてその際は「お返し」といった言葉を使わないように注意です。
- ささやかではありますが、心ばかりの品をお贈りさせていただきます。
- 今後ともよろしくお願いいたします。
以上出産内祝いの「のし」と「表書き」のマナーでした。