先日、今どきのコンパクト財布のご紹介をしました。
クレジットカードのスキミング対策がバッチリ施されたカード入れです。
実はこれを購入した際、もう一つ欲しい商品がありました。
それが今回紹介するリレーアタック対策付のレザーキーケースになります。
リレーアタックとは
日本損害保険協会によると、昨年(2018年)の自動車盗難件数は59年ぶりに1万件を下回ったそうです。
少なくなったとは言ってもまだそんなにあるのですね。
盗難が減った大きな要因は、やはり「イモビライザー」の普及です。
技術の進歩に感謝ですが、それもどうやら絶対の安心とは言えないようです。
ここ数年の窃盗の傾向として、キーを付けっぱなしの車を盗難するのではなく、しっかり施錠された車を盗難するプロ集団が増えてきているとのこと。
その手口がリレーアタックと呼ばれるものです。
どうもスマートキーの微弱電波をキャッチする特殊な装置を利用するらしいです。
スマートキーになってからというもの、鍵はポーチに入れっぱなしで良くなりました。便利になった反面、それを悪用するケースが出てきたのですね・・
先日某テレビ番組で検証していた実験によると、2階にスマートキーを放置していてもエンジンがかかっていました。
イモビライザーが安心などとはもはや過去の話、正直ここまで高度化されると防ぎようがないのでしょうか・・・
プロの窃盗団から愛車を守るには
リレーアタックから愛車を守る方法としては、2つ挙げられます。
(10万円以上かけて改造するセキュリティもありますが、今回は除外します)
- 施錠以外の盗難防止策を講ずる
- 微弱電波を遮断する
施錠以外で車を守る方法としてはステアリング(ハンドル)ロックやタイヤロックなどがあります。
これ、アメリカなどでは何年も前から普通に見かける光景でしたが、日本では実際使っている人を身の回りで見たことがありません。
確かに抑止力としては絶大な効果が期待できますが、少々大げさな気がしないでもありません。
シンプルな対策としては、スマートキーの電波を遮る対策になるのですが、こちらは2種類の方法があります。
先ずは、スマートキーを節電モードにする方法です。
(トヨタ車では施錠ボタンを押しながら解除ボタンを2回押します)
元々は電池の消耗を防ぐための設定ですが、メーカーはリレーアタックにも有効だと説明しています。
但しすべての車種についている機能ではありません。実際私の保有する車は2台ともこの機能がありません。
これが出来ない場合は、金属製の缶に入れたりアルミホイルで包む方法があります。
これも自宅では出来たとしても、出先ではスマートな方法とは言えませんね。
そこで活躍するのが電波遮断キーケースやポーチになるわけです。
車好きの方にプレゼントしたい本革キーケース
レザー専門店「革茶屋」さんは、オリジナルのナンバープレートキーホルダーや、各車種ごとのスマートキーケースを作るなど、車&レザー好きな方にとっては大変嬉しいショップです。
こちらのポーチはポケットが2重構造になっていて、手前は通常使用、そして奥のポケットに入れると電波を遮断する仕組みになっています。
手のひらサイズほどのポーチですが、私の保有するキーは2個入りました。
実際手にポーチを持った状態でドアノブに触れても開錠されることは無く、忌々しいリレーアタックから愛車が守られます。
革や糸のカラーも豊富なバリエーションの中から指定できますので、好みに合わせて選ぶことができます。
車好きの方へのプレゼントとしても使えそうですね。