「引っ越し祝い」と「新築祝い」。
知人の新しい家に招かれたときに、手ぶらでというわけにはいきませんよね。
ここでは、引っ越し・新築祝いのマナーを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
引っ越し・新築祝いのマナー
まずは、お祝いの基本的マナー「金額の目安」と「贈るタイミング」を見ていきましょう。
金額の目安は?
新しい家具など揃えたいものがたくさんあるので、新築祝いには”現金”が喜ばれます。
新築祝いの金額の目安は5,000円~30,000円。
友人や職場の同僚なら5,000円、兄弟や親戚は10,000円以上というのが一般的な目安です。
- 水引・・・蝶結び
- 表書き・・・御祝、祝御新築、御新築祝、御引越御祝 etc
新築祝いのタイミングは?
新築祝いを贈るタイミングは、家に招待された時がベスト。
しかし、必ずしも新築披露の場が開かれるとは限りません。その場合は、新居が完成(引っ越し)してから1~2か月以内に、落ち着いたタイミングを見計らって贈りましょう。
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新築祝いにNGな贈り物
続いて、引っ越し・新築祝い特有のNGな贈り物です。
火を連想させる贈り物
引っ越し・新築祝いにNG(不向き)な贈り物として代表的なのが、火を連想させる贈り物。
これは火事につながるという意味から、新築祝いにはNGとされています。
新築祝いならではのマナーですね。家電を贈る時は要注意です。
赤色のものも基本的には避けた方が良いでしょう。
- ストーブ(暖房器具)
- 灰皿
- ライター
- 赤い花
- 赤い品 etc
壁にかけるもの
壁にかける必要があるものも新築祝いとしてはNGです。
どうしても、壁に穴を開けたり釘を打つ必要がありますからね。新築の壁を傷つけたくない人は多いです。
もちろん喜ぶ人もいますが、その際は事前に話をしておきましょう。どちらかというと「置物タイプ」が喜ばれる傾向にありますね。
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相手の趣味に合う品を贈ろう
これはどのお祝いにも当てはまりますが、とにかく相手の趣味をリサーチすることが大切です。
事前に贈り物の内容を知らせず、サプライズ的に贈るのももちろんうれしい…。でも新築祝いの場合はちょっと違います。
新築祝いといえば新しい家具や置物などの「インテリア」を贈るのが定番です。
しかしこれが難しいところで、当人がイメージしている室内のイメージにそぐわないインテリアは、正直置き場に困るもの…。
新築祝いにインテリアを選ぶ際は、あらかじめ相手の趣味を聞いておきましょう。
- 家具
- キッチン用品
- 置物
- カーテン、カーペット etc