身近な知人が病気やけがで入院…。
病院はとても神経質になる空間ですから、お見舞いに行く際はマナーに気を遣いましょう。
ここではお見舞いに関するマナー・注意点をまとめます。
入院見舞いのマナー
入院直後のお見舞いはNG
入院直後は、本人家族ともに大変ナーバスな状態です。
本人の容態が不安定な期間でもあるので、入院直後のお見舞いはNG。
一般的には、病状が落ち着き、回復に向かってきた頃が目安とされています。
事前に連絡してお伺いをたてておく
お見舞いの際は、事前に身内の方に連絡を入れておくことをお忘れなく。
病状を確認し、お見舞いに行っても良いかどうかを確認をしましょう。その際に、必要なものがあれば聞くこともできますしね。
事前に身内に連絡を入れ、病状を確認したうえでお見舞いに向かうのがマナーです。
また、「入院中の姿を見られたくない」と思う人もいるので、お見舞いすることがかえって負担にならないかもよく考えましょう。
面会時間の厳守
面会時間が長くなりすぎないように注意。
話したいことや、励ましの気持ちも沢山あると思いますが、入院中は当人に負担をかけない配慮を心がけましょう。
入院している本人からしたら、知人がお見舞いに来てくれたら元気に振る舞いたくもなります。無理はさせないように。
ちなみに、相部屋の場合は他の患者さんもみえるので15分位を目安にしましょう。
睡眠中は無理に起こさないで
お見舞いに行ったら当人が寝てるなんてことはよくあることです。
当たり前ですが、無理に起こさないのが思いやりというもの。
お見舞い品は、付き添いの人や看護師の方に渡しておきましょう。
お見舞いに現金を贈るときのマナー
何かとお金のかかる入院。費用の足しになる「現金」のお見舞いは喜ばれます。
ふつう目上の人に現金を贈るのはNGとされていますが、入院見舞いの場合は失礼に当たらないともされているんです。
入院見舞いの金額の目安
入院見舞いの金額目安は、「身内は1万円」「知人・会社の同僚は5千円」。
水引は”紅白の結び切り”を付けるのが一般的です。
しかし、のしは「伸ばす」を連想させるため、入院見舞いにはあえて付けない人もいます。
- 水引・・・結び切り
- 表書き・・・御伺(目上の人の場合)、御見舞 etc
お見舞いに持って行く品の選び方
おすすめの定番お見舞い品
入院中のお見舞いには暇つぶしグッズが定番。
本、CD、ゲームなど本人の趣味に合わせた品です。気晴らしになるような品を選びましょう。
他には、タオルなどの日用品も重宝します。ペットボトルの飲み物なんかも良いですね。
女性には美容グッズも喜ばれますよ。
- 本
- CD
- ゲーム
- タオル
- 美容グッズ
お見舞いに「花」を贈る時の注意点
入院見舞いに花を贈る時は要注意。
「鉢植えはNG」「花びらが散りやすい花はNG」「縁起の悪い本数はNG」「匂いのきつい花はNG」など細かいマナーがあります。
そもそも花の持ち込みを禁止している病院も…。
詳しくはこちらでまとめてます。
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