お祝い、お見舞い、弔辞などなど…。贈り物に欠かせないのが「花」ですね。
しかし、定番の贈り物というだけに、タブー事項も多いです。
ここでは、プレゼント用の花を選ぶコツを紹介します。
花を贈るマナーを覚え、スマートなプレゼントを目指しましょう。
贈り物の花を選ぶコツ
新鮮な花を見極める
花にも食材のように「鮮度」が存在します。
花屋さんに並ぶ花にも、新鮮なものから1週間くらい置いてあるものがあるんです。
花びらはもちろんですが、それよりも「葉」や「茎」が綺麗(ピンとしている)なものに注目して選びましょう。
縮れがあるのは病気の可能性もあります。
手入れの簡単な花を選ぶ
花は手入れが大変で、人によってはたいへん煩わしいもの…。
生花も素敵ですが、場合によっては水やり等の手入れ不要な「プリザーブドフラワー」や「フラワーアレンジメント」を選択しに入れてみてはいかがでしょうか。
特に「病気見舞い」として花を贈るなら、相手の負担にならないような配慮が必要です。
いろんな種類の花を組み合わせる
花を選ぶ時は、季節の花や相手の好みの花を選ぶのが間違いないでしょう。
しかし、相手の好みが分からない場合は、いろんな種類の花を組み合わせるのも面白いと思います。
お店の人に頼めば見繕ってくれますよ。
季節と花言葉から選ぶ
季節や花言葉から花を選ぶのもコツの1つ。
もちろんマイナスな意味を持つ花もあるので、花を贈る時は花言葉を調べておくことが必須といえるでしょう。
これでだけで、ちょっと気の利いた贈り物になるんじゃないでしょうか。
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シーンごとに適したプレゼント用の花
プレゼント用の花は色々な種類があります。
シーンに応じて使い分けが必要。全6種を紹介します。
プレゼント用の花一覧
1、花束
まずは定番の「花束」。
見栄えが良くインパクトも大きいので、祝いの会の場等で手渡しするのに向いていますね。
しかし、もらった後は花瓶に移す必要があるので、人によってはそれが手間に感じられるかもしれません…。
2、フラワーアレンジメント
こちらも人気の高い贈り物。「フラワーアレンジメント」です。
可愛いバスケットに入っていてそのまま飾ることが出来るのがポイント高いです。
お互いに手間がかからないので、プレゼントには最適といえるでしょう。
3、プリザーブドフラワー
最近徐々に人気を高めているのがこの「プリザーブドフラワー」。
特殊な加工によって、水やり不要で数年間綺麗な状態を維持できるのが特徴。病気見舞いにも適しています。
長く楽しめる贈り物です。
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4、観葉植物
「観葉植物」は引っ越し、新築祝い定番の贈り物です。
おしゃれなインテリアとして人気があります。
ただ、大きく場所を取るものではあるので、相手の好みをよくリサーチしたうえでプレゼントしましょう。
5、供花
「供花」は葬儀の際に、祭壇に飾られている花です。
もともと”対”となるように2つセットで贈るのが一般的でしたが、今は1つで贈るのもOKです。
これは、葬儀を執り行う「葬儀社」に問い合わせ注文しましょう。
6、スタンドフラワー
最後に「スタンドフラワー」。
開店祝い、ライブなどに贈られる花ですね。入り口に飾られているのを見たことありますよね?
これはそうそう贈る機会はないと思いますが…。
お店で花を見繕ってもらう時のポイント
こだわりがある人は自分で選ぶのも良いですが、花の知識がない人はお店の人と相談して決める方が良いかもしれません。
その際は以下の3つのポイントをお店の人に伝えるようにしましょう。
1、花を贈る目的
「結婚祝い」「病気見舞い」など、お店の人に花を贈る目的を出来るだけ詳しく伝えましょう。
それぞれの目的に応じた花があります。
2、花を贈る相手
贈る相手の詳細も伝えておきましょう。
「年齢」「性別」などなど、プレゼントする相手の特徴を知ることで、お店の人も花を選びやすくなります。
3、使える予算
あらかじめ使える予算を伝えておくことも大切。
予算によって、使える花の種類、本数、形状が変わってきますからね。
お店にオーダーする場合は、出来るだけ早めに動くことをおすすめします。
「どうしてもこの花がいい」「沢山欲しい」という場合は、すぐに準備できないこともあります。
花は季節によってある時ない時があるので、早めのオーダーを心がけましょう。
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花の贈り物タブー
お見舞いにNGな花
お見舞いの贈り物は、ちょっと気を遣いますよね。
花1つを取っても、
- 鉢植えはNG
- 花びらが散りやすいものはNG
- 縁起の悪い本数はNG
- 匂いの強い花はNG
などなど、多くのタブーが存在します。
花の持ち込みが禁止されている病院もあるほどで、お見舞いに花を贈ろうとしている人は要注意ですよ。
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